改修日記 ペンキ塗り vol.1
たてものの全貌があきらかになってきました。
ドアがついたのです!
なんとなく、つぎはぎだらけのこのたてものも
ドアがついたことにより
まとまりましたという感じ。
もともとのあずま屋の苔生した壁や丸柱はそのままに
古いドアと新しい板壁と、そして窓が入ったら
とってもいいリズムがうまれるきがします。
写真は左が建築家の伊月さん、右がマツシタ店装の岩見さん(現場監督)。
そして、この小屋でいちばんの面積をしめている建具の
窓が、遅れてしまっているため
中の工事をどんどんすすめていくために
大工さんがコンパネで、仮の建具をつくってくれていました。
これはこれで、台風の時ようの雨戸にいいなと思いました。
裏からこのたてものをみたところ。
中からいりぐちを見る。
ドアの色はもともとの色で
壁とともにこれから塗り替える予定。
このミントグリーンもかわいらしい。
工事のない日曜日に、またもや作業させてもらいました。
ペンキ塗りvol.1です。
まだvol.2、3とありそうなので。
こんかいは台所がわの壁面とカウンターの壁。
写真中央のマスキングしてあるしかくい部分は
ガスコンロ前に鉄板を貼るので塗らないでいいですよ
という、監督さんの優しさ。
カウンターの杉の板壁、ぬらなくてもいいかなと思うくらい
新しい木がきれいでもったいない感じだったけど
伊月さんが「このままだったらうどん屋やな」というひとことで
ぬることに。(苦笑)
しかし塗ったら塗ったでかわいらしすぎる。
ちょっと考えよう。
ペンキ塗りもやっちゃんとふたりで
あっという間におわりました。
大工工事は喜んでやるくせに
ペンキ塗りに一切興味のわかないやっちゃん。
マスキングがちゃんとつかんとか
ペンキたれたーとか
手についたとか
ぶつぶつ文句ばかりいうていた。
わたしは全身カッパ着て、くつもビニールでカバーして
完全防備で挑んでるのに。
ペンキ塗りのあとは
薪ストーブの煙突のまわりの
クスノキの枝を切る作業。
枝というてもそうとう太いから
ひとりでは重くてムリちゃうかというていたのに
「いける!」というて猿のように屋根にのぼり
はしごを渡して
マイのこぎりでごしごし、木をきりまくっていた。
水をえた魚のように。
工事は来週いっぱいくらいでおわりそうです。
まだのこりのペンキ塗りや棚作りなんかもあるけれど。
お彼岸さんまでにはオープンできそう。