インフォメーション

ろうそく夜 からのおしらせ

お店準備中

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あたらしい場所の工事が

1月のおわりごろからはじまりました。

 

この場所でろうそく夜をあらたにはじめようと決めて

着工にかかるまで

ずいぶんと時間がたちましたが

だれもあせらず、ゆっくりと、着実に

かたちがととのっていきました。

もうすこし若いころだったら

早く早くと焦ったり

不安や心配になってからまわりしたり

すべてをこわしてしまいたくなったりした。

これまでそんなことがなんどもあったな。

 

でもすっかりいい歳をとったわたしは

ゆっくりとした自分のペースもタイミングもつかめるし

気もちの育みかたが、なんとなくわかるというか

どんなふうになっても大丈夫!!という

自分への信頼とか、まわりへの信頼がある。

なので、「やっとはじまったかー」といいながらも

ベストなタイミングと思っているのです!

 

 

あたらしい場所 = 東林院(とうりんいん)のお店は

これまでよりも小さなお店になります。

ほんとうに小さな小さな喫茶店。

既存のあずま屋に壁をつけて小屋にして、半分を台所にします。

きっと冬は寒いので、薪ストーブも設置する予定。

窓からは大きなくすの木や桜の木、山もあって

季節がいっぱい感じることができる、ほんとうにすてきな場所なのです!

 

 

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薪ストーブをえらんでいるとこ しげ設備にて

はじまりの日のおわり

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ろうそく夜喫茶室はおやすみに入りました。

5年半、喫茶室としてつかわせていただいたこの場所が

1月をもって終了いたしました。

もうここでお店をすることはないのかな。

あまりにも日常すぎて、さいごというのが信じられなくて

さいごの日は「今日がさいごです」とはなかなか言えず

SNSにもお知らせすることができず

いらしてくださったお客さんに小さな声でつたえるくらい

しかできなかった。

お店ではなくなっても、わたしはここの人なので

お別れすることはないけど

ろうそく夜としてのここではなくなるというのが

まだうけとめきれてない。

 

1月のろうそく夜は、冬にしてはとても賑やかで

もうすぐ終わるからと

久しぶりにいらしてくださる方々と

いちどは行っとこうと思ってという、初めましての方々が

たくさんいらしてくださいました。

 

わたしだったらこんなわかりにくくて

はいりづらいお店、ぜったいひとりでは行かないー

そんなわが店に

ここが好きだというてくださり

いそがしい中、足を運んでくださったみなさま。

ほんとうにありがとうございます。

感謝のきもちでいっぱいです。

 

パソコンのフォルダに入っていた

ろうそく夜の写真。

ひまな時間にとったものなので

ゆっくりした時間が流れてる。

 

あたらしい場所は

どんな時間がながれるんだろう。

 

予定は3月からのオープン。

それまでにできたら

小さくプレオープンではじめます。

2月は準備でバタバタしますが

1回くらいは、いままで要望のおおかった

遠方のかたへのおやつ便、できるといいなあと思っています。

こんなまとまった休みでもないとなかなかできないので。

おやつ便に関しては、おってお知らせします。

 

ではでは

 

 

 

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はじまりのページ

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お店専用のブログをこちらあたらしくつくりました。

これまでの「日々のかけら」はお店のお知らせがほとんどなくて

暮らしや子どものことばっかしなので。

お店と暮らしがわかれるタイミングで

ブログもわけることにしました。

 

お店の移店のとこから

オープンする日や、イベントのおしらせなどは

こちらにのせることにします。

 

「日々のかけら」は

超プライベートなブログなので

興味があって、めちゃめちゃヒマなときに

さらーっと流し見していただけたら嬉しいです。

 

 

さて、移店のこと。

なかなかお知らせできなくてもうしわけないです。

今月ようやく工事にとりかかれる運びとなりました。

2月はほとんど工事やら準備やらでバタバタしてるとおもいますが。。。

今月いっぱいまでお店はあける予定でいますが

2月もすこしはあけることになりそうです。

さいごのろうそく夜(松茂店?)あじわいにいらしてくださいね。

お天気のいい日はまさにひだまりの中。

ここはほんとうにほんとうにあったかいです!!

 

お店移転のはなし

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すこし前から、お店の移転のじゅんびをしています。

10月のおわりにはできるよーなんて

会う人には話していたのだけども

そんな予定どおりにはいかず

まだ今、これから工事がはじまるよーという段階です。

年末をはさむし、いつになるかはまだ未定。

 

ろうそく夜は家で店をやるところからはじまり

家族の暮らしとともに店がありました。

自宅なので、店とプライベートを分けることなく

「かぞくの暮らしがそのまま店」でした。

お客さんにとってお店なところが

子どもにとってはリビングであったり。

それぞれの立場で、この場所の受けとり方や

それぞれの見え方のちがいだけで

場所やもののつかい方がちがうのがおもしろく

とてもいいお店だとおもっていました。

店とプライベートを分けるという必要がなかったのです。

 

子どもたちが大きくなるとともに

それは変化していきました。

わたしがよくても、子どもたちにとってはよくないと思うことや

わたしがおもしろくても、子どもたちには迷惑だと感じることも

少なからずでてきました。

逆に、子どもらが居ることがお店にとって、いいイメージがないのではないか

なんて、わたしが思ってしまうこともありました。

(だから最近は土日祝は定休日なのです)

それもすべて、それぞれの立場からの「見え方」なので

こころのチャンネルを変えれば

それはすぐに切り替わる気もちだとはわかっているのです。

 

それでも、子どもたちに気もちを切り替えろと強制はできませんので

喫茶室のオープンの日を少なくすることで

今は折り合いをつけています。

いろんな人に「いつ行っても閉まっている」とよく言われますが

今はそのような事情からということをここにいいわけさせていただきます。

 

それで去年の暮れぐらいから

お店を移転したいと思っていることを薄々考えており

もちろん新年の願いごとにも、新月の願いごとにも

「あたらしい場所にてろうそく夜をはじめている」と

アファーメーションしておりましたら

春ごろ、あたらしい場所がみつかったのでした。

ふしぎなくらい自然な流れで

その場所を与えてもらったように思います。

いちばんふさわしい時期に、ふさわしい場所が。

 

夏ごろから、建築家の伊月義彦さんにお願いして

(奥さんのとうこさんと仲よくさせてもらってるご縁で)

設計を協力してもらっています。

限られた予算のなかでやっていくので

伊月さんの設計はどこー?というくらい

内装のあらゆることを削りまくっているけど。。。

それでももし知らない工務店や設計士さんとかとなら

こういうやりとりが難しかっただろうなと思う。

こうしたいという思いや

これはムリかな?とおもうこと

いろいろとても伝えやすかった。ろうそく夜のことも知ってくれているし。

見積もりも何度も何度も確認して、

削ってはつくり直してもらい、

ようやく先日、オッケーが出すことができた。

工事といっても外装はプロの手を借りてつくっていただき

内装はほぼ自分たちでやるというもの。

でも、こまかく工事見積もりとにらめっこして

人にたのむところと自分でやるところをきめたので

みんなが納得のスタートをきることができそうだ。

 

場所は鳴門の種蒔大師東林院というお寺。

四国八十八カ所奥の院の1番のお寺だ。

お寺じたいも種まき祭やお月見コンサートなど主宰し

ヘンナまつりや講演会、映画の上映会などいろんなイベントで

ろうそく夜もこれまでにもいろんなものに参加させていただいている

大すきなお寺さんだ。

いまは終わってしまったが、オーガニックマーケットにこにこ市も

スタートはこのお寺だった。

ろうそく夜の屋号でわたしがはじめて活動したのがにこにこ市なので

まさにここで蒔いた、ろうそく夜のタネが

ここで花ひらこうとしてる。

このお寺の中に大きな大きな楠の木があって

その下に小さな東屋(あずまや)があるのですが

そこがあたらしいろうそく夜の舞台となります。

 

かぞくの暮らしがお店だったのが

この場所で、どんな物語が紡がれるようになるのか

まだわたしにもわかりませんが

いまは楽しみでしょうがないです。

またつくる過程などを

こちらでごしょうかい出来るといいなと思っています。

 

そして、いままでのろうそく夜は

今月いっぱいか、

はたまたまだしばらくほそぼそとあけるのかわかりませんが、

この冬のうちには、お店ではなく

家族の暮らしのふつうの家になります。

さいごのろうそく夜、ぜひあそびにいらしてくださいね。

 

 

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